ChatGPTは学校で禁止せず、使いこなせるよう教えるべきか?

チャットGPT

最近話題のAIチャットツール「ChatGPT」。

AIに質問すれば

本の要約も、
映画の感想も、
Twitterでつぶやく内容も、
プログラミングのコードも、

数秒で教えてくれるというツール。
インターネット界隈では今年に入ってから、かなり話題になってます。

宿題のエッセイ・論文の課題も
尋ねれば数秒でそれなり(あくまでそれなり)の回答を出してくれるんだそうで。

なので、学校の論文の課題はこれからどうなるのか?
といった教育面でもかなり議論がされてたり。

“「疑問に対する回答を迅速かつ簡単に得ることができるかもしれないが、学問や人生で成功を収めるために不可欠となる、クリティカルシンキングや問題解決のスキル育成にはつながらない」と、同局広報のJenna Lyle氏は語った。”

 

教育現場では禁止にすべき、という人も多い中、

一方で、「ChatGPTは学校で禁止にせず、どう使うか教えるべき」という意見も。

Don’t Ban ChatGPT in Schools. Teach With It.| The NewYork Times

 

昔から、
計算機が登場し、人が計算する必要がなくなったり、
Wikipediaコピペがあったり。

先生VSテクノロジーの構図は昔からあった、ともいえるなと。

あと、いくら禁止しようと、
生徒は先生の目をかいくぐってAIツールで仕上げてくるに違いないし。

 

・ChatGPT Is Coming for Classrooms. Don’t Panic
https://www.wired.com/story/chatgpt-is-coming-for-classrooms-dont-panic/

こういう記事を読むと、
AIを電卓のように使うのが当たり前な時代がもうすぐ来るかも。

AIをつかって、人間がより創造的なことができるというのが理想ですが、
共存の道はあるのかな?と最近の進歩を見てるとちょっと不安になったり。

使える人と、そうでない人の
テクノロジー格差がさらに広がらないか、というのも課題だったり。

 

グーグルで当たり前のように調べられるようになっても、
でも知らないとそもそも検索もできないし、という根本的な問題があったりしするので、
結局、基礎教育的な範囲はなくならない気も。

ただ、宿題に関してはどうしようもないかなと。

AIで生成したかを見極めるツールが出てきたりで、
先生もほんと大変な仕事。

この動画も面白かった。

そのうち、AIが書いた生徒の宿題を、
AIが採点するというディストピアな未来がきたりするのかも?

人工知能のトピックが出るたびに、
「人間ができることってなんだろう?」という疑問にぶち当たるし、

ほんとうに難しい時代だな、としかいいようがない。

知り合いに教師をやってる人が多いので、
たまにはこういう記事も書いていきたいなと。

今日はそんな感じで。

かわなみ

コスパより”タイパ”という考え方がZ世代にはあるらしい

インターネットはどう進化するのか?という未来予測

A時代における”質問ベース”な教育の未来

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