世界への影響
つい最近、インドの人口が中国を追い越したというニュースを読んだ。
国連人口基金(UNFPA)は19日、世界人口白書で、インドの人口が今年半ばの時点で中国を290万人上回り、世界一になるとの推計を発表した。インドの人口は14億2860万人になるといい、更なる経済成長が期待される。
小学校の頃は当たり前のように中国が世界一の人口だったのに
今やインドがそれを追い越すとなると世の中ほんとに変わったな、という印象を受けた。
これが世界の大きな転換点になるのかどうかはまだわからないけれど。
中国で労働力を確保している海外企業もこれから労働力を確保するのが困難になることは避けられず、中国の人口減少は世界中に影響を及ぼすという話。
・・・特に地理的な距離が近い日本は依存率も高いので
これからどうなることやら。
また中国の退職年齢は世界で最も低いらしく、
ほとんどの労働者は 60 歳までに退職するんだそう。
この状況は年金のシステムだけでなく、
国の病院にも多大な負担をかけてるという話。
いろいろ調べていると、
世界的に見て人口は増え続けている一方、
日本は、人口減少に拍車がかかっている特異な国。
(ナショナルジオグラフィックでもそんな特集を読んだような。)
中国の生産年齢人口が 2050 年までに 6 億人に減少し、
インドは 8 億人に増加すると予測しているみたいで。
中国とアメリカ(欧米諸国)のバランスを取るうえでも、
地政学的に最も重要な国になったインド。
“人口ボーナス”や時代の流れに乗っかり、
これからさらに影響力を増していくのは間違いないかと。
・・・ヒンズー語勉強すっかなぁ、と思う今日この頃。
今日はそんな感じで。
かわなみ
今日のよかったこと:
図書館で借りた『サイバネティックSFの誕生』という本が面白い。