カキストクラシーという言葉の意味を知った。

kakistocracy(悪人による政治支配)

最近、ウェブ記事を詠んでいると「カキストクラシー」というワードを目にした。

右傾化する億万長者たち より良い世界に戻る道は NYTコラム:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASSDM2199SDMUHBI00LM.html

Wikipediaによるとこんな定義らしい。

カキストクラシー(英語: kakistocracy)とは、極悪人政治、悪徳政治を指す用語。最悪の者、能力の無い者、あるいはほぼ悪意のある市民により運営されている国や地域のこと。

極悪人政治、悪徳政治、要するに「悪い人による支配」みたいな意味合いがあるらしい。

テスラのイーロン・マスク氏によるアメリカ政治への介入が今まさにそれなんだろうなと。

アメリカ国民の票を獲得したわけではないのに、
トランプ大統領との関係が深いため、政治に直接的に立ち入っているという状況。

最近では、イーロン・マスク氏をはじめとする一部のテック業界の億万長者たちが急激に右傾化したことが話題になっている。私が思うに、このことについては深く考えすぎるべきではないし、特にこれが「政治的正しさ」を訴えるリベラル派のせいだなどと騒ぐべきではない。基本的には、かつて世間から称賛を浴びていた金持ちたちが、世の中の全ての金をもってしても愛を買うことはできないのだと、今になって気づきつつあるという狭量さに帰結する。

かつて持っていたような指導者への信頼を、私たちはもう二度と取り戻すことはないかもしれない。権力を持つ人々は一般的に真実を語り、自分が何をしているのかわかっている、という信頼だ。そして、それを取り戻すべきでもない。しかし、この瞬間も台頭しつつあるカキストクラシー、つまり最悪の人々による支配に立ち向かえば、最後にはより良い世界に戻る道が見つかるかもしれない。

イーロンマスク氏が牛耳るTwitter(X)から抜け出す、
まずはそれぐらいが一般人にできることなんじゃないかなと。

今日はそんな感じで。
かわなみ

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→ 新しく知った言葉を記録する試み(2024年12月)

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