悪玉コレステロールが低いことの弊害
健康診断を受けるたびに、毎回この項目だけ引っかかる「LDLコレステロール」の値。
要するに「悪玉コレステロール」の数値が低いという話。
ネットで検索しても、
大抵の場合、「高くなかったら大丈夫」というぐらいの説明しかなく、
低すぎる場合に関してはあまり情報がなかった。
・・・ただ、最近昔はみかけなかった説明をいくつか発見できたので、
自分の備忘録として残しておこうかなと。
・従業員のLDLコレステロール、低すぎ注意 人事労務も知るべき弊害
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00283/121400247/
では、LDLコレステロールは低ければ低い方がよいのでしょうか。実はそうではありません。上述のように、コレステロールは身体を作る細胞壁やホルモンの材料となります。全身にLDLコレステロールを送ることができなくなると、身体のさまざまな機能を担っているホルモンが足りなくなったり、血管壁の細胞が脆くなります。その結果、免疫機能の低下や脳出血の危険を増加させます。
免疫機能の低下や脳出血、とわりと気になる症状が。
・LDLコレステロールってなに?悪玉コレステロールだから低ければ低いほどいいの?
https://carepro.co.jp/preventive/corporation/archives/7224
中性脂肪の値とLDLコレステロールの値は一般的に相関関係にあります。
LDLコレステロールが低いということは中性脂肪も少ない可能性があります。つまり、栄養不足が1つの原因として考えられます。
また、甲状腺ホルモンが過剰になってしまう甲状腺機能亢進症等も原因として考えられます。
甲状腺ホルモンが過剰に産生されることで、材料であるLDLコレステロールが不足してしまうためです
甲状腺ホルモンが過剰になってしまう、というのもちょっと覚えておきたい。
原因の一つとして、うちは遺伝的に、LDLコレステロールが低い家系みたいなので、
がんになりやすいとか、脳出血しやすいとかその辺りは注意しておきたいなと。
・・・ただ実際のところ、祖父も父もまだピンピンしているので、
健康面では吉か凶かは正直よくわからないところ。
体感として、脂質や油を摂取しても、
あまり体重に繋がらないというか、太ろうとしても太らない体質なので、
そういう面では助かっていたり。
人間ドックの前は、悪玉コレステロールを上げるために、あえて卵やこってり系の食事を多めにして”改善”し、
LDLコレステロールが健康診断で引っかからないようにするほど。
人の身体って、人の数だけ違うんだなと改めて思わされる。
今日はそんな感じで。
かわなみ