パリの現状と選挙
パリオリンピック開催まであと20日強。
そんな中、辻仁成さんという方の「滞仏日記」を読んだ。
タイトルはずばりこんな感じ。
某月某日、いや、パリにいるが、まったく、オリンピックの話が消えた。気配さえない。余裕がないのだ。国にも、国民にも。3か月前くらいは、みんな、オリンピックに浮かれていたが、今は、それどころじゃない。誰も、オリンピックの話などしない。
フランス下院選挙の決選投票が間近に迫り、誰も五輪の話をする余裕がない雰囲気なんだそう。
極右政党・国民連合の躍進、それはフランスの民意なのだが、それに対抗する人達もかなりいて、7月7日の、決選投票までフランスの未来はわからない。
それは欧州の未来でもあり、NATOの未来にもつながり、しいてはウクライナ・ロシア戦争にも影響をするだろう。
その後には、円安や政治についてもがっつり書かれてるので読んでほしいなと。
7/7に決選投票が行われ、フランスの、そしてヨーロッパの未来が変わる。
東京都知事選もどうなるんだろうな・・・。
この記事も合わせて読むといいかも。
・Air France set for €180 million hit as tourists avoid Paris Olympics | Euronews
https://www.euronews.com/business/2024/07/02/air-france-set-for-180-million-hit-as-tourists-avoid-paris-olympics
2024年のオリンピック開催期間中、パリに観光客が集まり、
ホテル代も高騰すると予想されており、
逆に観光客は遠ざかっているというニュース。
実際、パリ発着便の予約数は他の主要ヨーロッパ都市に比べて大幅に減少してるんだそうで。
政治不安も、もちろん大きな影響ではあるのは言うまでもなく。
オリンピックってほんとに負の側面が多すぎて、
今後開催はアメリカ・ロサンゼルス以降は正直厳しいんじゃないかな・・・。
今日はそんな感じで。
かわなみ