Tiny Desk Concert@NPR
アメリカで大人気のタイニーデスクコンサートが、ここ数か月前に日本に上陸。
大物アーティストも出演しているので、日本版TinyDeskを最近Youtubeで観ている。
たとえば、あのくるりなんかも最近出演してライブ演奏していたり。
・【tiny desk concerts JAPAN】レジェンドバンドくるりが 総勢16名で登場! NHKオフィスでのパフォーマンス「ばらの花」をフルで公開!|NHK – YouTube
なぜか日本の動画(NHKのせいか)は展開されないので、Stingの動画も貼ってみたり。
Tiny Desk Concertの魅力ついて、こんな記事を読んだ。
・NHKオフィスで演奏する音楽番組を強烈に推す訳 藤井風、稲葉浩志、くるりなどの魅力を再発見 | スージー鈴木の「月間エンタメ大賞」 | 東洋経済オンライン
東京・渋谷にあるNHKのオフィスの執務室の中(ご丁寧にも、他の番組のポスターやノベルティもそのままになっている)の中で、ゲストと小規模なバックバンドが、こぢんまりと高品質な演奏を響かせる。
いや――響かせない。そもそもオフィスだから、大きな音など響かせられない。だから、爆音でクラクラさせるような「こけおどし」が利かない。
要するに「tiny desk=小さな机」とは、そんな「こけおどし・ごまかし・めくらまし」が一切、利かない空間なのだ。
とどのつまり、試されるのは、メンバー1人ひとりの腕っぷし、声っぷしなのである。
ただ特に、最近のスタジアム級の大規模コンサートなどでは、サウンドは過剰に加工され、また照明などの演出も華美かつ過多で、大人数の観客一体感の中、それはそれで盛り上がりはするけれど、「これ、あんがい『生』じゃねーな」という感覚に陥ることがある。「これ、『出来立て』じゃなく『出来合い』じゃね?」とか。
そんな流れの中で、比較的「生」感の担保されるライブ形態である「フェス」の隆盛があるのだろうけれど。
いやーすごくわかるな。
スケールのおおきさよりも、この距離感での親密度があるほうが、
より生っぽさが伝わってくるというかなんというか。
くるりのメンバーが語るTinyの良さも興味深かった。
・くるりが語る『tiny desk concerts』の魅力、「生き別れの兄弟」ダニエレ・セーぺとの邂逅 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
岸田:例えば、私が自分の部屋というか仕事場とかでポロンとギターを弾いてパッと歌ったりしたら、やっぱりそれが一番いいんですよ。もちろん、ロックフェスとかで大勢のお客さんの期待を受けてやるよさもあると思うんですけど、もうちょっと気楽なんが好きやったりもするんで……
やっぱ人間が楽器を奏でて仕上がる音楽はやっぱいいよね、という話でした。
今日はそんな感じで。
かわなみ
個人サイトで俳句日記もやってるので、よければ読んでみてください。
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