音楽ストリーミングサービスとAIの不都合な真実

人工知能が作る曲

最近、音楽についてこんな記事がネットで話題になっていた。

音楽ストリーミングにはびこる毒:AI生成楽曲 – MessAboutWithTechno (wordpress.com)

「自動再生Radioに引っかかってくる変な曲達」

メジャーな楽曲であれば近しい同じぐらい有名な楽曲であったり同系統のジャンルからそれなりな楽曲を再生してくれるのですが、いつからかマイナーだったりアングラな曲を聞いたあとのRadioにはクソみたいなAI生成と思われる楽曲がわらわらとくっついてきます。

いやー、これほんとにわかる。
聴いたこともないような曲が流れてきて、
「なんかつまんない曲だな」と思ったらやっぱりbotみたいなアカウントだったり。

特徴として以下のようなところがあります。
・曲が短い(よく知りませんが30秒再生されれば1再生とカウントされるんだったか)
・アーティスト詳細が一切不明
・やたらとプレイリストがたくさんある
・内容の割に妙に再生数がある
・始まりや終わりが突然だったりフェードイン/アウト
・2022年以降の作品が多い(ただし、ディストリビューターに出す際にオリジナルリリース年月日とかも入れられるので、普通に過去からあるように装っている奴らも大量にあります)

今はまだなんとなく判断はできるけれども、
これから人工知能のテクノロジーがどんどん発達してきたら
ふつーの人じゃ判別できなくなること間違いなし。

そうなると

AIが作った音楽を、
AIがレコメンドして、
人間が聴かされるというサイクルが出来上がってしまって、(既ににそうだったかもだけど)
「じゃあ人間の作った音楽はどうなるの?」となってしまう気がする

これは音楽だけじゃなくて、
映画やウェブ記事、本などでもこれから起こってくるだろうな、と思う。

自分なりに見る・読む・聴く ものを選ぶ基準みたいなのをある程度決めておかないと、
延々と機械がチョイスしたものばかり聴かされることになるので
その辺は気を付けたいなと。

やっぱりCDやレコードの時代が
また戻ってくるのかどうなのか。

今後も(悪い意味で)注目しておきたいなと。

今日はそんな感じで。
かわなみ

今日のよかったこと:
ランニングアプリの「Relive」をはじめて使ってみたけど案外悪くなかった。

音楽ストリーミングにはびこる毒:AI生成楽曲

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