『雑念のゴミばこ / 横尾忠則』Twitterを本にまとめた一冊

ツイッターのつぶやきを書籍にした一冊

2010年から2011年の間、芸術家・横尾忠則のツイッターでのつぶやきを本にした本『雑念のゴミばこ』。
貸出上限の10冊が埋まらなかったので、なんとなく図書館で借りてみた。

現代アーティストはツイッターのつぶやきを本にして売れるのか、という驚きもあるけれど、
意外としょーもないことをつぶやいていたり、わりと哲学的なこと、芸術論みたいなのもあったりで面白かった。

概念のゴミ箱/横尾忠則/ツイッター

いくつか印象にのこったTweetをざっと。

岡本太郎は自分の内面を意識する以上に外面(社会、美術界 を意識し過ぎた。芸術は外面をシャットアウトして初めて外面 の内面下が可能になる。Apr. 14, 2010 13:33

新しいものを目指して作ったものは必ず次の新しいものに凌 視されて古くなるのにきまっているからぼくは目指さない。 May 8, 2010 19:30

いつも言うことだがぼくにとって新しい発見の源流は過去にあ る。だからぼくの未来は過去にある。
May 8, 2010 19:35

破壊を伴わない創造はあり得ないわけだから、芸術家は宿命的 に業を背負って生まれてきたというしかない。因果な商売でん なあ。 Aug. 7, 2010 17:55

とかそんな感じ。

飼い猫のタマのつぶやきとかもあってちょっと和むツイートも笑

今日はそんな感じで。
かわなみ

今日のよかったこと:
改装後のくずはモールに久々に訪れた。色々新しい店ができてて楽しめたな~

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