創作活動の続け方について

最近ネットで見た音楽記事がすごく良かったので、軽く紹介。

in the blue shirtが模索する 創作活動の”続け方” 「もっとみんなに、音楽を作ってほしいんですよ」

京都でin the blue shirtとして活躍する音楽家、有村崚という方のインタビュー記事。

印象に残った部分をいくつか紹介しようかと。

有村:「ライブってなんやねん」という、「何をもってライブと呼称するか問題」は未だにあって、言葉としてライブという言葉が適切なのか、それがベストなのかはよくわかってないんですが、たとえばそのイベントには、ノイズを垂れ流しながら絶叫するような人が居ても、別にそれをヘンテコなものとはみなさないようなノリがあったんです。

昔は電子音楽のライブなんて「ツマミをいじっているだけ」という偏見はあったそうだけど、
こういう人のおかげで

“創作を続けるコツは、「それいいね」と言ってくれる人の存在”

あんまり「人脈」みたいなことをいうのは嫌ですが、私が今まで見てきたなかで再現性を持っている事例があるとすれば、音楽を続けていくためには一緒に聴いて、「それ良いね」「そんなん作ったんや」とか言ってくれるような距離感の友達が、いればいるほど良いんだと思います。

そこにそういうヤツらがいて、何か作ったら感想をくれる、その事実があるだけでもう結構いける。

だからやっぱり、曲を作ったらそれを聴いてくれる人、聴いて「面白いね」ぐらいのことを言ってくれる関係性の人を作ることが結構重要だと思っています。

感想をくれる友達の存在はほんとありがたい。

逆にいうと、
自分も知人・友人がなるべく良いフィードバックを送ってあげるようには心がけたいなと。

誰でも特徴や個性を持っていて、それは音楽を作ると絶対に現れるんですけど、「プレゼンしやすい特徴」を持っている人の音楽は、人に聴かれやすい。たとえば私の音楽の特徴を人に説明するとき、「ボーカルを切り刻んで意味のわからない言葉にしてるんだけど、歌っているように聞こえる」って言ったら、よくわかんないけどなんだか面白そうと思ってもらえるし、自分でも説明しやすい。

おすすめされていたアーティストもユニークでかなり良かった。

このブログも(創作とはかけ離れたただのメモ帳みたいなもんだけど)
たまに見てるよ、と言ってくれる人がいて、
やってて良かったな、と思うことがあるのも事実で。      

これはもう、確信していて、世の中には「音楽やったら楽しいヤツ」がもっとたくさんいるんです。そしてその音楽はいわゆる世間でイメージされている音楽とはちょっと違う、変な音楽の可能性が高い。そういうヤツのまだめくられていないカードがめくられてほしいし、めくってやりたい。皆が思っているよりも、音楽を作るっていう手段は狭くないから。

来年は音楽や小説も書いていきたい(あくまでも趣味の範囲で)

今日はそんな感じで。
かわなみ

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