テレビは上の世代のもの、ネットもそうなってくる気がする。

インターネットと世代論

最近こんな記事を読んだ。

・令和ロマン・高比良くるま「テレビは、基本的には出ない」オファー断る理由「テレビは、上の世代のもの」
https://mainichi.jp/articles/20240317/spp/000/006/070000c

…高比良は「テレビはでも、基本的には出ないです。ほとんど断ってます」と明かした。仕事は「優勝する前からオファーいただいてたものとかから、自分で選んで…」という。

高比良は「テレビ自体は、自分たちより上の世代のものだと思ってるんです。それは、やっぱめっちゃテレビ好きで、テレビっ子で育ったんですけど、そこですでに完成もしてるし、テレビは。テレビが“オワコン”だとか、そういう軽々しい若者論を言いたいわけではなくて」とした上で「『有吉の壁』とか『水曜日(のダウンタウン)』とかいう人たちって、元々テレビに憧れがあった世代という正しい動機があるから挑むべきであって、やらされてて面白いんですけど、僕らの世代が、それを同じ文脈で食らいついたとしても、嘘になるわけですよね」と持論を展開。

「だからあえて、ありがたいですけどお断りさせてもらってて、自分たちの世代でやってるものとか、俺たちで拾えるものを」と高比良。「俺らでいうと、YouTube的な人たち、インフルエンサーとか、敬遠してる人たちに対して、同じ感性で取り組んで、お笑い的な文脈でも昇華するし、インフルエンサー的な文脈でも自分たちを昇華させるっていうことが、俺たちの仕事だと思ってるし」と語った。

なるほどなぁと。

最近、ポッドキャストをメインに活動するヒップホップのアーティストとか、
Tiktokを主軸にするダンサーとかも普通に活躍している。


もうテレビというメディアは”上の世代のもの”になっていて、
オーディエンスにあわせて自分から活動するメディアを絞るというのは賢い選択だなと思った。

下手に露出を増やして変な誤解やヘイトを引き受けるよりも、
自分のファンがいそうな場所で、届けたい人にだけ届けるというのが流行りなのかも。

そういう意味では、あと10年もすればインターネットなんてものは時代遅れになっているかもしれないし、アプリなんかも存在しないのかもしれない。

自分なりに、なんとか追いついていきたいなと思う日曜の夜。

今日はそんな感じで。
かわなみ

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