総合格闘技と保守派の関係
UFCがついに開催300回を越えた。
CEOのダナ・ホワイト氏と元大統領のドナルド・トランプ氏と政治について書かれたこの記事が面白かったので軽く紹介。
・Dana White, Donald Trump and the Rise of Cage-Match Politics https://www.nytimes.com/2024/04/14/business/dana-white-ufc-trump.html?unlocked_article_code=1.kU0.WrBV.2dGicjfHn4Rt
軽く箇条書きでまとめ的なものを。
・トランスジェンダーのインフルエンサーをフィーチャーしたバドライトのビールのプロモーションをめぐっての話からはじまる
・”トランプ氏ほど、スポーツをうまく政治に利用した人はいない”
・Dana Whiteは「かつて政治については興味ない」といいつつも、トランプ氏との接触をしたりも。
実は、20年以上の付き合いがあるんだとか。
・トランプ氏が、当時低迷していたUFCを立て直すのに貢献した2000年代初頭から、ホワイトハウスに在任するまで、2人は総合格闘技の地位を高めるためにずっと尽力してきたらしい
・マイアミ大会のケージ近くでは、「Make America Great Again」の帽子が散りばめられていたりも。政治とMMAのずぶずぶの関係。
・ダナワイトがUFCを購入した経緯も書かれていてやかなか面白い
トランプはUFCの大会にもたまに現れるのを抜かれてたりするので、
「よっぽど好きなんだなぁ」と思っていたら、そういうことなんだなと。
日本でも、保守派と格闘技の相性って良いのか、
ちょっと気になるところではあったり。
(もちろんリベラルな格闘技ファンもたくさんいるだろうけれど)
政治性を帯びないスポーツなんてないし、別にどちらがどう、という話ではないけれど、
事実として面白い記事だったので紹介。
長い文章だけど「これがジャーナリズムだ」といえるような良記事だった。
格闘技の社長がどの政党を支持するか、
テイラー・スウィフトがどこを支持するか、が政治に大きく影響を与えるアメリカって
(よそから見る限りでは)面白い国だな~と。(ダナ・ワイトでおとしてみました笑)
今日はそんな感じで。
かわなみ