「うにくえ」というユニークなメディアが面白い。

Uniqueなコラムを読めるサイト

とあるきっかけで、カオナビという企業が運営している「うにくえ」という
ユニークなWebサイトを見つけたので
軽く紹介。

うにくえHP:https://unique.kaonavi.jp/

 

このメディアのコンセプトは、

「個性が大事」とか「個性を出せ」とか言うけれど、個性ってなんなんだ?ひとと違うことをすることが個性なの?うにくえは、わかっているようでわからない、個性について探求するメディアです。

ということなんだそう。

どの記事も面白いのですが、
個人的に印象に残った文章をいくつか載せようかなと。

 

まずは植物についてのインタビュー記事。

「変わっている」のは、一生懸命生きている証

植物たちが個性的である理由は3つあります。1つ目は「子孫を残すため」。植物たちは個性的でなければ子孫を残していけません。

 

フクジュソウの花を見てみると、パラボラアンテナみたいな形をしています。この花は太陽を追って動くことで、中に熱が溜められるようになっていて、虫はその暖かさを求めて花に寄ってくる。よくできているでしょう?

 

 

ともすれば私たちは、わかりやすい個性を持った植物ばかりに着目してしまいがちです。しかしそういった植物は全体のほんの一部で、一見すると地味に見える植物も、実は驚くような個性を持っている。個性がない植物なんていないくらい、みんな個性たっぷりなんですよ。

 

植物も人間も、「みんなで咲く」のが一番大事!?

植物が実り多き生涯を送るには、同じ時期の同じ時間帯に、仲間の花たちと一緒に咲く必要があるんです。

 

 

なぜJ-POPアーティストたちは「自分探し」ばかりしているの?

少し抽象的な言い方をするなら、90年代半ばとはそれまで日本を支えていた大きな“物語”がなくなり、「この流れに乗ってさえいれば、自分の人生はうまくいく」という安心感が社会から失われ始めた時期だったのだと思います。そんな中で、教育の分野では、いわゆる「詰め込み教育」への反省が叫ばれると共に、「生きる力」とか「個性」が大切だと言われるようになっていった。

けれど、そういった“大きな物語”が失われた時代においては、人生の選択は自分自身にかかっていて、すべて「自分らしさ」や「個性」に投げ返されてしまう。そうした時代の息苦しさを代弁したアーティストのひとりがMr.Childrenだったのではないでしょうか。

 

駄菓子屋で聞く、自律分散型コミュニティのつくり方

方法としては、最初は「ここに来たら楽しい」と感じてもらえるような仕掛けを用意するホストが必要になると思います。場づくりのホストは「自分がやりたいことを実現する」より、「人のやりたいことが実現される場所をつくりたい」という利他的な発想が持てるといいですね。

私がつくったカレーのレシピが次の人、また次の人に伝わっていくように、お返しは直接的でなくてもいい。それが「お互い様」ということです。輪の中心の人が周りに余裕を与えたら、その人がまた次の人に余裕を与えて、余裕が広がっていったらいいのかなと思います。

 

けっこう有名な教授や評論家のインタビューが読めたりするので、
なかなかおすすめです。

今日はそんな感じで。
かわなみ

「みんなの谷川俊太郎」特集@Pen.を読んだ

Outofcontextな海外のツイッターアカウント

 

シェアする: