在野研究者のレファレンス・チップス で印象に残ったポイント

小林昌樹のWebコラム

皓星社のウェブ連載に、調べ物をする際に役立ちそうなTipsがまとめられた
コラムがなかなか良かったので軽く紹介。

・Webコラム「 在野研究者のレファレンス・チップス(小林昌樹)」一覧
https://www.libro-koseisha.co.jp/webcolumn_category/mail-reference-chips/

 

いくつか気になったものをざっくりと箇条書きでいくつか。

 

・大型書誌DBはネットでタダで見られる

・日本の国立国会図書館(NDL)人文リンク集は、現に使える人文系及び総記のネット情報源

・NDLオンラインを件名で引けば、「見たことも、聞いたこともない本を見つける」ことができる

・デジタルの言説空間(ネット世界)で調べものをする際に、日本の場合、調べたいことが1995年より前か後かがすごく重要。

・日本人にとって皮肉なことにGoogleブックスは、まさに本来の索引の機能しか果たしていない

・戦前記事や郷土史を広く検索できる「ざっさくプラス」

 

一時期ネット上で話題になってましたが、
2022年5月あたりから「国会図書館デジタルコレクション」で入手困難な絶版などが
パソコンやスマホで閲覧可能になったので、調べものの範囲はグッと広がったかなと。

大学外の一般人でも検索のハードルが一気に下がったのがなんともありがたい。

 

■事例:「全米が泣いた」というフレーズの初出はいつか?
などいろんな実例を用いて突き止める過程などが書かれていたり、
一般人でも使えるテクニックがたくさん載ってます。
2023年は京都にある「国立国会図書館(関西館)」に行ってみるのが目標だったり。
調べ物がたまったら一度行ってみようかなと。
マニアックな調べ物のテクニックに、興味のある方はぜひとも。
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