三十代の友達との30歳以降の友人関係について

30歳以降の友人関係について

最近、人間関係についてのこんな記事が話題になっていた。

・30歳以降の友人関係について
https://note.com/licca_tanuma/n/n46ff3c583b0d

サバサバと友達関係について書かれているので、苦手な方もいるかもしれないけれど、
現実問題、社会人になってからはなかなか会いたい人とも時間を割けなくなってくるので、
ちょっとわかるなーと思うところがちょこちょこあった。

会って話をするとしても大体1-2時間くらい、あまり意味のある話をしているわけでもない。ただし、何も問題なく時間は過ぎていき争いもなく楽しく終わっている。そしてどちらかがちょうどよいバランスで「そろそろ会うか?」といって交流が続いているのである。

社会人ならこれぐらいがちょうどいいよね。

その後はようやくLINE交換あたりはして連絡は取れるようになったのだが、大体合う頻度はもはや3-4年に1度かもしれない。ただいつであっても会話したら会話がなりたつので、この安定感には驚かされる。

マニアックな映画やライブを、たまに一緒に行く人はこんな感じの人が多い。

なんというかZ君はとにかく人が嫌がることを言わないし、僕もまた彼に何を言ってはいけないのかが多少は察することができるので、結局無風で無難に定期的に交流して喧嘩もせずにトラブルなく続いているという感じである。Z君は色々なことが人生であって結構苦労されているのだが、それは彼のプライベートの話であり、本稿では書くことは無いが、ただ彼は苦労があった時も、終わってから基本的に話す男で、何かしらこちらを動揺させるような話はしないタイプであった。つまりハッピーエンドというか良くも悪くも次のステージについてから話をするというか。その姿勢はまさしく交流を続けやすいスタイルであり、私としても死ぬまで続けたいと思っているかけがえのない友人である。

こういう友達はありがたい。

4つポイントがまとめられているのも興味深かった。

  1. 無意識的に相手に何をどこまで話して大丈夫そうか分かる。
  2. 腹を割った相談をしない。そういう重い話は各自で解決してから酒の場で話す。
  3. 片側ではなくお互いで定期的に「そろそろ会うか」みたいな感じで会う。
  4. 別に当分会わなくても問題がない。多分、今から上の3人と10年くらい会わなかったとしても、皆が健康なら連絡すればいつでも会うのを設定するだろうと自信を持てる。

だからこそ、友人の前で苦しんでいる姿は見せない。それが大事なのだと思っている。

自分も重い話はあえてあまりしないようにしている。

ちなみに1番は、相手が不快に思うトピックを話さないということで、相手に対して思いやりを持つことと、相手に対してマウンティングみたいなことをしてやろうと決して思わないことである。

マウントポジションをとるのはブラジリアン柔術だけにしておこうね、という話。

定期的なゆるい交流を文通的なテキストのやりとりや、たまに電話したり話をするくらいにしておくと長く続くし、現代の交友関係としてこれぐらいがちょうどいいのかも。

遠くからたまに京都に定期的に訪れてくれる友人がいるのがありがたいし、それぐらいで十分嬉しいし。

そう考えると、数十人定期的に顔をあわせるブラジリアン柔術のコミュニティーは改めて良い環境だよなと思う今日この頃。

※飲みのお誘いはいつでもお待ちしてますので!

今日はそんな感じで。
かわなみ

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