「Netgalley」のサービスで『本屋のミライとカタチ / 北田博充著』を読んだ。
ネタバレはなるべくすくなくザっと感想を。
レビュー・感想
箇条書きで印象に残った部分をざっくりと。
・本を売る人だけが本屋じゃない
・「未来の読者を創る」ことが重要
・本に関わる誰もが、自分の持ち場で役割を果たせばよい
・「本を読むことにプラスアルファの報酬を加える」
・”小説紹介のバリエーション”の図が興味深かった
・出版とプロレス業界の共通点と相違点もすごい
・業界を衰退させていくのはマニアによるマウンティング
ポッドキャストやTiktokでも文学紹介的なものが増えたけれど、
こんな感じでもっと色んな形でおすすめの本に触れられる場を広げていくのが
地道だけど効果的な手段なんだろうなと。
最近のSNSで読者同士の輪が広がっていく流れも良い傾向だと思う。
筒井康隆の例を見ていると「え?読んでみたい!」と思わせる意外性的なにかが必要な気がする。
出版業界もいろいろ厳しいとは思うけれど、読者側としても応援していきたいなと。
前著『これからの本屋』も読んでみたい。