『めちゃうま!?昆虫食辞典』を読んだ感想

コオロギ食から歴史まで

Netgalleyで見つけた『めちゃうま!?昆虫食辞典 / 内山昭一 監修』。
最近なにかと昆虫食が話題なのでざっくり読んでみた。

昆虫食がテーマの本ということで、
クロオオアリ、ショウリョウバッタ、ゴマダラカミキリ
など子供の頃よく目にした昆虫から、
レアな虫まで、いろんな虫が調理された絵や説明が書かれている一冊。

例えばモンシロチョウのページでは、

キャベツ風味のアオムシは プチプチはじける触感がたまらない

うーん、なるほど。笑

ほかには、
食パンにがっつり虫が載ったようなビジュアル強めな絵もあるので、
苦手な方は読まない方がいいかも?

普段生活の中で見るあの虫も食べられるんだ、という驚きがあったりも。

人類が昆虫を食べてきた歴史も紹介されていて、
なんとあのアリストテレスもバッタを食べていた記録があるとしてちょっとびっくり。

昆虫食のメリットとして、
タンパク質としても良質で、
生産効率も良く、
地球温暖化も防げるなど良いことづくめ。

 

懸念点としては、
アレルギーがないか確認すること、というのはなるほどなと。

たしかに、あまり食べたことがないので、
そもそも虫アレルギーかどうかを知らない人がほとんどだろうし。

虫は64種類、紹介されていて、
聞いたことない虫も知れて勉強になったような、ならなかったような。

近い将来、スーパーに昆虫から揚げコーナーができるかもという話もなるほど。

子供向けなので非常に読みやすく、
かつ説明はわかりやすいので学生にもおすすめです。

見た目のフォルム感はやっぱり強めなので、
抵抗ある人は多いだろうなぁと。
(僕はわりかしイケる口。)

10年後は当たり前になっているのかどうなのか、ちょっと楽しみだったり。
良質の食材として、世界に浸透する日が来るといいな。

今日はそんな感じで。
かわなみ

Netgalleyでゲラを無料で読みました。

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