京都市伏見区にメガバンクが多い理由

銀行の存在と歴史

京都新聞のこんな記事を読んだ。

なぜ京都市伏見区の商店街にメガバンクがひしめくのか 背景に「伏見といえば思い浮かべる」あの産業の存在
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1264411

若林さんによると、1935年の「一区五郡長者番付」の資料から安田、第一、川崎第百の3銀行が当時から大手筋で営業していたことが確認できるという。伏見にこぞって支店を構えた背景には、豊かな水に恵まれた地域で大きく発展した酒造業の存在がある。

 伏見では古来酒造りが行われていたとされるが、灘(神戸市)と並ぶ国内有数の日本酒の産地にまで成長したのは、鉄道輸送を武器に全国に販路を広げた明治時代以降だ。「酒造業は当時の日本の基幹産業。高額納税者の番付上位に名を連ねていたのはほとんど酒造会社の社長で、全国規模の銀行が相手をするのは当然のこと。それが現在の立地につながったのだろう」と若林さんは説明する。

へえ、日本酒って当時そんなにすごかったんだなぁと。
まあビールとかワイン、ウィスキーが入る前だから、
そりゃあそうかという気もするけれど。

そこから100年、200年で大きく構図も変わってしまっているし、
歴史の流れって改めてみると何が起こるかわからないよね、という話でした。

今日はそんな感じで。
かわなみ

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