京都にカメムシが増えている理由

かめむしの異常発生

先日車に乗ると、扉の隙間からカメムシが侵入していて焦った。
しかも二匹。

京都市民ならみんな実感しているだろうけど、
2023年の夏はカメムシが大量発生しているらしい。

京都市内でなぜカメムシが異常発生しているのか 「数日で一気に増えた」原因は?

京都市や大津市内でカメムシが大量に発生している。夜、窓から家の中に入って来たり、街灯に集まったりして市民生活に悪影響を及ぼしている。カメムシの調査を行う京都府病害虫防除所(亀岡市)は22日、急きょ農作物被害に注意を促す通知を発表した。

同所によると、カメムシには多くの種類があるが、市内に発生している体長14~17ミリの緑色の正体はツヤアオカメムシ。以前は京都にいなかったが、温暖化で生息するようになり、スギ・ヒノキの球果を餌にしている。

昔はほぼいない種類のカメムシだったらしい。

なぜ増えているのか。同所によると、今年はスギ・ヒノキの花粉量が多かったため、山に餌が豊富で繁殖したという。この夏の暑さと雨量の少なさもカメムシにとっては好環境で、大量に成育したカメムシが球果を食べ尽くした結果、街に出てきたとみている。

なるほど、杉・檜の花粉が多かったのが原因、というのはちょっと意外。

 

京都新聞 コラム凡語:鼻つまみ者 

10日ほど前、それは突如大挙して現れた。夜、電灯に群がる小さな緑の五角形の虫たち。うっかり触ろうものなら、刺激臭をお見舞いされる。自宅のマンションでは、なぜか高層階ほど多い▼カメムシが、今月中旬から京都市内など都市部でも大発生している。農作物への害もさることながら、洗濯物などに付着して家の中に侵入するのも厄介だ▼特に目立つのが体長15ミリ前後のツヤアオカメムシである。今年はスギ・ヒノキの花粉量が多かったため、山に餌が豊富で繁殖したらしい。9月に入っても暑さが続き、活動しやすい状況という▼もともと南方に生息し、以前は京都にいなかった種類だが、温暖化で越冬しやすくなり広がってきた。大量発生の責任を彼らだけに押しつけられまい

京都新聞のコラムでも取り上げられたり。

 

個人ブログやTwitterでも、ちらほらそういうつぶやきが見られる。

週報 2023/09/24 パンが爆発、京都ではいまカメムシがモードを牽引している

もう京都新聞のニュースにもなっているが、京都はいまカメムシがアツい。トレンドである。同僚も、おばちゃんたちもカメムシの話をしている。
我が家は日曜日くらいにカメムシが多いのに気づいた。名古屋から帰ってきたらマンションの廊下にたくさんのカメムシがいた。翌日もカメムシの波は引かず、むしろ勢いを増すばかり。そして火曜日になるとカメムシブームは最高潮に。

 

しかもタチが悪いことに、
このカメムシはよく見るカメムシよりも警戒心が強く、
すぐに臭いを出す気がする。(あくまで個人の体感)

夏とともに静かに去ってほしいもんだけれど、
どうやら秋はまだ来なさそうなんだよね・・・。

特にオチもないんだけれど、今日はそんな感じで。
かわなみ

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