京都の観光業はどう変わるべきか? (NewYork Timesより)

ニューヨークタイムズの記事

NewYork Timesの「Kyoto Wants You Back, but It Has Some Polite Suggestions」という記事が面白かったので軽く紹介。

ドナルド・トランプのアジアでのビジネス関係から新疆での中国政府の弾圧まで、
あらゆることについて書いてきたベン・ドゥーリーという記者の投稿。

 

明確な解決策がないため、京都府は見方を変えることに賭けている。
何年にもわたって「おもてなし」(細心のおもてなしを意味する日本語)を推進してきた後、政府は京都を手当て(セルフケア)することにより多くの時間を割こうとしている。

 

「京都は観光都市ではありません。観光を重視する都市です」
と市長の角川大作氏は市役所での最近のインタビューで語った。

 

特にソーシャルメディアは市内の観光を形作った。それは良いことではない。

 

政府のデータによると、外国人観光客の数は、2013 年の約 1,000 万人から始まり、パンデミックの開始までに 3 倍以上になった。そのうちの約 3 分の 1 が京都に旅行し、そこでは観光産業が労働者の 5 人に 1 人を雇用している。この部門からの税金は、市の収入のほぼ 13% を占めている。

 

「いつの間にか経済は観光ばかりになっていた」と長澤さん。

はー、なるほど。
知ってたけどこうやって現実突き付けられるとね。。

記事で紹介されていた
清水寺の取り組みも全然知りませんでした。

外資系のホテルに参入障壁を設けてはどうかな?と思ったり、
バス料金や入場料はまだ上げても問題ないかと。

 

観光とはちょっと話がそれますが、京都市の人口減少は関西でもワースト一位。
京阪神を襲う人口減少の波 減少数ワースト1位・京都市、2位・神戸市、4位・大阪市の衝撃

ニューヨークタイムズ紙ということもあって、
さすがに写真がどれも綺麗だな、と。

アメリカを含む全世界から 470コメントも投稿されていて、
オーバーツーリズムやら京都の思い出が語られていたり。
ぜひ一読を。

Kyoto Wants You Back, but It Has Some Polite Suggestions

碁盤の目の功罪と空間ナビゲーション能力に与える影響

観光補助国という考え方:京都のまちづくりの未来

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