「オン」というスイス生まれのランニングシューズとカルチャーについて

On Running Shoes

スイスのランナー用の靴で有名なブランド「On」。
“ランニングシューズ業界のアップル”と呼ばれるほど若者の間で流行りはじめているらしい。

会社のすぐ隣にあるアルペンアウトドアでセールをやっていたので、
「クラウドランナーワイド」というランニングシューズを買ってみた。

幅広な日本人の(というか僕の)足にもぴったりなモデル。
26cmで足先までピッタリ。(売れてないせいか、割引価格で購入)

靴を買う前に公式サイトをチェックすると、
ランニングカルチャーや社会への取り組みもすごく現代的でよかったので
軽く紹介。

こんな感じで色んな特集が組まれているというお洒落なブランディング。

Youtubeも色んな動画があってどれもオシャ。

ブログはこの記事が特に興味深かった。

多幸感を得るための8つのステップ:ランナーズハイを体験する方法

エンドルフィンは脳内で生成され、運動すると分泌されます。持久系運動を長く続けると、その分泌量がさらに増えます。この物質はアヘンと化学的に類似しており、無感覚や精神的な陶酔状態を引き起こすとされます。

しかし、エンドルフィンは血液脳関門を通過するには大きすぎるため、ハイな状態を引き起こせないことが最近の研究結果で明らかになりました。そこで、私たちは新たな方向性を探ることにしました。

ランナーズハイを引き起こすのは、大麻に含まれる内因性カンナビノイドであることがさまざまな実験で示されています。内因性カンナビノイドは、ハイな状態を生み出す大麻の成分THCと同じ脳内受容体に結合します。走っている間に体内でこれらの化学物質が生成され、いわゆるハイな状態が引き起こされます

なぜなら、ハイな気分になること自体、何の害もないからです。

ランナーズハイを目指して走る前日に激しいワークアウトを行いましょう。回復中の筋肉が神経伝達物質を活性化するため、翌日のランニングに必要なコンディションが整います。

起床後は内因性カンナビノイドの濃度が3倍に上がります。冷たいシャワーを素早く浴びると(1分で十分)、さらに活性化します。

こういうの読んでるだけで楽しいし、
こんなメーカーのシューズはやっぱり履いてみたくなる。

ミズノやアシックスからも日常履きモデルはあるものの、
日常的すぎるというか、
スニーカーかつランニングシューズの機能を兼ね備えた
かっこいいモデル、というのが意外となくて。

「オン」のスニーカーはその辺りをカバーしてくれそうなので、セール品を買ってみたという次第。

海外はこういう”Mission”を大切にする企業が多く、
日本はこういうカルチャーから作るという取り組みが少ないのかなと。

製品の良さのみを追求しても頭打ちするので、
特に現代はこういうアプローチがいいのかも。

実際、Z世代の間でも流行りつつあるらしいし。

(逆にいうと海外はコンセプト倒れで
商品の質はおそろか、というパターンが多い気がするけれども)

実際に靴を履いてみて、「包まれる感覚」という言葉を体現したかのようなそれで、
とても快適で履いてて気持ち良い。

・Cloudrunner Wide

オンクラウドランナーワイドランニングシューズ

ちょうど前回靴(スニーカー)を購入したのは
映画『AIR』を見た直後だな、とふと気づいたり。
(ブログやってるとこういう発見があったりするので良い)

スポーツウェアと靴しか使わないランニングだからこそ、
なんだかロマンがあるというか。

多種多様なスポーツが独自の発展をすると面白くなりそうだな~と。
ブラジリアン柔術もこういう洗練された企業やメーカーが増えるといいなと思ったり。

今日はそんな感じで。
かわなみ

今日のよかったこと:
U2のラスベガス「MSGスフィア」でのライブ中継が凄すぎた。

ナイキの映画『AIR』を観た感想

アスリートが弱さと孤独を表現することについて

アシックスのランニングシューズが若者に人気らしい。

シェアする: