検索エンジンを検索する対象にあわせて変える というトレンド

グーグル検索が使いにくい

最近、Google検索の使いにくさを指摘する人が多くなってきた。

欲しかった回答が得られにくい、というのは僕も数年前から思っていたことで、
それが不満という形で一般層にもあらわれてきたように思う。

それと関連してテック・カルチャー系ニュースメディア『WIRED』にて、
掲載されていた『Tiktok検索で一週間暮らしてみた』という記事を読んだ。

この記事によると、2021年にTiktokはグーグルを抜いて
最も訪問されたウェブドメインになった、という話からはじまり、
若者がTiktokやInstagramで検索を済ませている件に言及。

そこから記者自身が1週間「Tiktok検索で過ごしてみた」
という体験談を書いたものだった。

結論としては、
まだまだティックトック単体では
検索へのニーズを満たしてくれない、というものだったけど、
それじゃあどうすればいいのか。

簡単な話、
検索するものにあわせて、検索する場所を変えるということ。

僕も一年ぐらい前までは、なんでもかんでも
ググって済ませていたけれど、最近はそうでもなくなってきたかなと。

ということで、
一般的に使われているような例を軽く紹介すると、

近くのおすすめカフェやレストランを探すなら「Instagram」や「Google Maps」

やっぱり料理はビジュアルでみたいし、
場所起点ならグーグルマップが強い。

 

長い動画で説明をみたいなら「Youtube」

チュートリアル系はやっぱりYoutube強し。(実質Googleだけれども)

 

おすすめポイントを数十秒でインスタントに知りたいなら「Tiktok」

Tiktokは若者がダンスするアプリ、といまだに思っている人が多いけれど、
音楽や旅行先のおすすめポイントをインスタントに把握したいなら選択肢のひとつとしてアリ。
流行している理由がわかるし、十代の若者が中毒になるのもなるほどな、という感じ。

 

会話で深掘りしたいならChatGPT

軽く質問するだけで、
そこそこ精度の高い答えを返してくれるし、
そこから会話してさらに深堀り・訂正できるのもすごい。

マイクロソフトの検索エンジン「Bing!」に搭載されることが決まり、
かなり話題になっているAIサービス。

ただ、引用元や情報の性格さがいまいち担保できない。
(引用元を示してくれるAI検索も出てきていたり・・・。)

 

プライバシーが気になるなら「Duck Duck Go」

プライバシー保護が叫ばれるこの頃、ダックダックゴーが意外と良かったり。
標準のウェブ検索は最近これを使うことが多くなってきたなと。

 

本の全文検索をしたいなら「国立国会図書館」「Googleブックス」

などなど。

個人的には、Androidを使っているので、
お世話になっているGoogleを応援したいところだけれど、
「なんでもかんでもグーグル検索」はもうすでに効率悪いかも?
という時代になっているのは否めないこの頃。

大手のサイトではなく、
個人ブログや有名ではないサイトだけを出してくれるオプションがあれば、
大幅に改善する気がするんだけれども。

昔のように検索すればするほど、
ユニークな情報にあえるウェブは遠いものになってしまったと感じる今日この頃。

「検索エンジンを検索するものにあわせて変える」
という当たり前のようで意外とやってない人も多いこと、
よければ意識してみては?という話。

今日はそんな感じで。

かわなみ

コスパより”タイパ”という考え方がZ世代にはあるらしい

インターネットはどう進化するのか?という未来予測

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