職場におけるタトゥーの最新事情@海外

仕事場での入れ墨の是非

最近「Financial Times」という英国のメディアのとある記事が印象に残ったので軽く紹介。
「職場でのタトゥーは転換点に来ている」というコラム。

Commentary: Tattoos have reached a turning point at work

この記事の取材によると、100年以上の歴史がある法律事務所やゴールドマンサックスなどの大手金融機関の職場において、タトゥーが禁止されていないというのが紹介されていた。

しかも統計データが興味深く、
2018年の論文では アメリカではタトゥーを入れている男性は、入れていない男性よりも7%多く雇用され、全体で見ても同レベルの収入を得ているという話も。(あくまで海外の話だけれど)

 

・・・また記事にも書かれているように、
ウィンブルドンの強豪選手=セレブ でも当たり前のように
刺青をいれてたりするので、若い世代からはもう特に抵抗はないんだろうなと。
(※アリアナ・グランデの七輪事件もあったよね、そういえば)

アメリカ人の約 30 パーセント、イギリス人の 26 パーセントが少なくとも 1 つ入れ墨を入れていると推定されているらしく、そのほとんどが比較的若い層とのこと。

ただ、記事にもあるとおり、
イギリスでも50歳代以上の方は日本国内外でタトゥーに否定的
社会全体が寛容になるには、1世代分、待つ必要があるのかも。

 

僕自身は格闘家や洋楽アーティストをよくネットで目にしたりするのと、
ブラジリアン柔術をやっていると
道場には刺青を入れた人がわりと何人もいたりするので、
もう慣れきってしまった、というのが個人的な感覚。

ただ日本では”周りの目”的な偏見はまだまだあるな、
というのは正直ちょっと感じてしまうところ。

そういう人には
「タトゥー入れてる人になんかされたことあるんですか?」と聞いてみたい。

日本はただでさえ人材不足なのに、
外見だけで100%お断りしてしまうのはどうなのかな、と個人的には思う。

最近ネットで話題になった、ウエストランドの河本さんが
タトゥーの影響で生放送に出られなくなった、という話を聞いてやりすぎだな、と感じたのも思い出した。(銭湯なんかも厳しすぎる)

もし個人的に背中にタトゥーを入れるなら、
ピンクフロイドの『狂気』のプリズムを入れたいね、なんて思ったり。

 

記事の最後の文章を

“If you are discriminating in the labour market against those with tattoos, you’re going to be left with a pretty small labour pool.”

で文章を締めくくっているのが良い。

今日はそんな感じで。
かわなみ

今日の良かったこと:
曇り空でいつもより2~3度は低くて涼しく感じられた。
これぐらいが通常の気温であってほしい。

滋賀県の近江舞子に行ってきた。

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