運動する意欲と腸内細菌の関係についての研究

運動習慣とバクテリア

最近ナショナルジオグラフィック誌のこんな記事を読んだ。

・運動好きは腸内細菌で決まる? 意欲高まる仕組み発見か

 

腸内細菌と運動が関連していることは、これまでも示唆されていた。2019年に学術誌「Nature Medicine」に発表された研究では、ボストンマラソンを走ったランナーとそうでない被験者を比べたところ、ランナーは便の中にいる特定の種の細菌がマラソン後に増えたことが示された。また、これらの腸内細菌は、マウスに移植すると運動能力を向上させうることがわかった。

 

今回の新たな研究では、少なくともマウスについては、いくつかの種の腸内細菌が期待感を高める神経伝達物質のドーパミンの産生を促し、より長時間の運動に対する報酬となっている可能性が示された。

運動後の脳には、ヒトとマウスの両方で、多くの神経化学的な変化が起こる。ドーパミンの急増はその一つにすぎない。

“第二の脳”とも呼ばれる腸。
ヒトが運動しようと

 

しかし、今回の研究は、まだヒトに対して直接的な結論を導き出せるものではないとタイス氏は警告する。

まあ、でもお腹の調子を整えておくのは
これに関わらず大切なことかも、という話でした。

今日はそんな感じで。
かわなみ

「みんなの谷川俊太郎」特集@Pen.を読んだ

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