AI革命と半導体
最近読んだ、日経新聞の記事が短くて興味深かったので紹介。
孫正義氏によるアームの買収についての短い記事。
・インタビュアーから ポストスマホ、分散の時代
「なぜソフトバンクグループがアームを買収するのか」。その問いに孫正義氏は「囲碁で言えば50手先の一手を打ったようなものだ」と言ってけむに巻いた。それから7年がたち、50手先の意味が少しずつ明らかになってきた。
このとき、僕も半導体の資材調達・購買に直接関わっていたので、
ソフトバンクの孫さんがあのARMを買収したのはかなりのインパクトだった。
低消費電力を武器にスマホ用半導体で99%のシェアを握るアーム。次の標的がAI革命だった。
なるほど、五十手先というのはそういうことだったのか・・・。
スマホはネット上のあらゆる機能を手のひらに集める「集中」の時代から、
その後は色んな”脳”が散らばる分散化の時代に。
カギとなるのは半導体を牛耳るソフトの力だ。アームだけではカバーしきれまい。どれだけソフトの仲間をひき付けられるかが、AI時代の頭脳を巡る勝負の分かれ目となる。
誰がその頭脳を操るのか、これから半導体の動向も含めて目が離せない。
この話は決してデバイスに限ったことではなく、
インターネットにもいえる話である。
Twitter(X)の時代も崩壊しつつあり、
徐々にマストドンやスレッズなどの分散型SNSに軸足を移しつつある今日この頃。
なんとか時代にしがみついていかないなと。
今日はそんな感じで。
かわなみ
#半導体 #AI #人工知能