京都市バスの”観光客は住民より高い運賃にする施策”について思うこと

赤字続きの京都市営バス

ツイッターにて、京都市バスが “バスを利用する観光客の運賃を市民よりも高く設定することも視野に入れた制度の構築を国土交通省に要望”した、というニュースを知った。

京都市バス「観光客の運賃を住民より高く」したい 国に『自由度の高い運賃設定制度』を要望 “利益アップ”と“市民利用”両方狙う 厳しい赤字経営が続く中…
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7c89f2e61fadf854bbb37246d83bcce7a7b8246

正直、「これが正解」という施策はないので、
いろいろやっていくこと自体は悪くはないなと思う。

コロナ禍はほんとにガラガラで経営も厳しそうだったので、
海外から多数の旅行者が増えるなか、まあ多少の値上げは仕方ないし。

ただ、問題点(というか懸念点)として、

  1. 観光客かどうかをどうやって判断するのか
  2. トラブルが増えて対応にかかるコストが増えないか
  3. 京都市民の利用は果たして増えるのか

などは気になるところ。

追記: 2023.6.13  Twitterでみたこの意見、なるほどなと。判断方法はなにが正解なのか。

今の現状として、
京都駅前や河原町周辺の繁華街のバスはパンパンでまともに機能していないので、
観光公害・オーバーツーリズムを少しでも減らすため、個人的に値上げはあり派。

多少値上げしたところで、
外国人観光客の足が遠のく、というのは考えにくいのでその辺は大丈夫だと思う。

僕自身は京都市民なので
立場的には賛成なんだけど、
そりゃあ他府県から来る人は反対するのは当然の気持ちとしてわかるなぁと。笑

例えば、
大阪の交通機関が値上げしたら正直なところ「ん?」となってしまうし。

まあでも今回のバス運賃の件、いかにも京都らしい施策で
「うーん、なるほどね」というニュースだったなと笑

今日はそんな感じで。
かわなみ

京都の観光業はどう変わるべきか? (NewYork Timesより)

観光補助国という考え方:京都のまちづくりの未来

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