村上春樹の『世界の終わりとバードボイルド・ワンダーランド』を再読した感想

『街とその不確かな壁』の予習

村上春樹の最新作『街とその不確かな壁』が明日 4月13日に発売予定。
『世界の終わりとバードボイルド・ワンダーランド』と関連した内容だという
前情報を聞いてからあわてて読み返しており、前日になんとか再読できた。

村上春樹世界の終わり・不確かな壁

13年ぶりに読み返してみたけど、
ハルキの代表作なことだけあって面白かった。

高い壁に囲まれたこの街の中で、僕に選びとることのできるものは殆ど何もないのだ。

今の時代にも引っかかるテーマがあったり、
学生と社会人になってからで見る視点も変わったりも。

ところどころ意味深なアイテムの出し方もうまいし、
表現もやっぱりおしゃれで惹かれる人が多いのも理解できる。

映画『ドライブマイカー』は観てないし、
『女のいない男たち』も読んでない。
・・・とそんな感じで最近の村上春樹の作品はあまり追えてないけれど、
(『一人称単数』はそこそこ良かったかな)

長編はなんだかんだ読んでいるので、
新作はめっちゃ楽しみにしてたり。

2022年に読んでよかった本10選

高校二年生のときに
初めて読んだ村上春樹の長編小説がこの
『世界の終わりとバードボイルド・ワンダーランド』なこともあり
思い入れはけっこう強くて。

でも読んだのが高校二年生のときなので
細かいストーリーや場面はあまり覚えておらず、
再読でもふつーに楽しめた。

村上春樹の小説にありがちだけど、
2つの時系列・場面で同時進行していくストーリーは
やっぱりグッと読ませてくれるな~と。

『街とその不確かな壁』買う人は気軽に連絡頂ければ笑

今日はそんな感じで。
かわなみ

今日のよかったこと:
スピッツの新曲「美しい鰭がよかった。

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大江健三郎が亡くなった。

遠藤周作の生誕100周年だそうで。

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