『街とその不確かな壁』の予習
村上春樹の最新作『街とその不確かな壁』が明日 4月13日に発売予定。
『世界の終わりとバードボイルド・ワンダーランド』と関連した内容だという
前情報を聞いてからあわてて読み返しており、前日になんとか再読できた。
13年ぶりに読み返してみたけど、
ハルキの代表作なことだけあって面白かった。
高い壁に囲まれたこの街の中で、僕に選びとることのできるものは殆ど何もないのだ。
今の時代にも引っかかるテーマがあったり、
学生と社会人になってからで見る視点も変わったりも。
ところどころ意味深なアイテムの出し方もうまいし、
表現もやっぱりおしゃれで惹かれる人が多いのも理解できる。
映画『ドライブマイカー』は観てないし、
『女のいない男たち』も読んでない。
・・・とそんな感じで最近の村上春樹の作品はあまり追えてないけれど、
(『一人称単数』はそこそこ良かったかな)
長編はなんだかんだ読んでいるので、
新作はめっちゃ楽しみにしてたり。
高校二年生のときに
初めて読んだ村上春樹の長編小説がこの
『世界の終わりとバードボイルド・ワンダーランド』なこともあり
思い入れはけっこう強くて。
でも読んだのが高校二年生のときなので
細かいストーリーや場面はあまり覚えておらず、
再読でもふつーに楽しめた。
村上春樹の小説にありがちだけど、
2つの時系列・場面で同時進行していくストーリーは
やっぱりグッと読ませてくれるな~と。
『街とその不確かな壁』買う人は気軽に連絡頂ければ笑
今日はそんな感じで。
かわなみ
今日のよかったこと:
スピッツの新曲「美しい鰭」がよかった。
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