令和四年の10冊
どうも、かわなみです。
令和四年に本の中で、印象に残った10冊をまとめてみました。
『指輪物語 / J・R・R・トールキン』
映画『ロードオブザリング』の原作。
Amazon Primeでドラマ版『力の指輪』が配信されたのを機会に
ブックオフで100円×10冊とかなりお得に購入。
超長編なので好きなシーンだけをつまみ食いするスタイルで読んだけど、やっぱりすごい。
ハリー〇ッターとは比較にならない世界観の濃厚さで、
ハイ・ファンタジーと呼ばれる所以がわかったような。
『ファイト・クラブ / チャック・パラニューク』
ブラッドピット主演のあの映画の原作。
映画版とはまた違った魅力があったので、
ブログで感想を書こうかなと。(※追記:書きました)
『短くて恐ろしいフィルの時代 / ジョージ・ソーンダーズ』
中編小説。国民が6人しかいない小国の国境をめぐる奇想天外な物語。
ロシア・ウクライナ戦争の今読むと独裁者の横暴がそのままでビビる。
『芝生の復讐 / リチャード・ブローティガン』
アメリカのなにげない生活を描いた不思議な短編小説集。
翻訳も見事。
『西瓜糖の日々』が苦手な方も楽しめるはず。
『四畳半タイムマシンブルース / 森見登美彦』
アニメ映画化もされた
京都の出町柳駅が舞台なのでやっぱり嬉しい。
アジカンの音楽も良かった。
『紋切型辞典 / フローベール』
皮肉のきいたブラックユーモアの辞書のような一冊。
スタンダップコメディー好き方はぜひ。
『ナショナル・ストーリー・プロジェクト / ポール・オースター』
ポールオースターがラジオで集めたアメリカ国民の物語を集めた一冊。
寝る前に気軽に読めて、なおかつどれも面白いので普段本を読まない方もぜひ。
『インターネット的 / 糸井重里』
20年前に書かれたインターネットに関する本。
まだWebが未発達な中で、この先見性は流石の一言。
ほぼ日手帳も使っているんですが、糸井重里さんやっぱすごいなと。
『映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ / 稲田豊史』
“タイパ“という言葉も流行語大賞に入った2022年。
タイムパフォーマンスばかり気にしてしまう若者、今後はどうなるのか・・・。
Youtuberも徐々に飽きられてきてる(?)ので結局はまた揺り戻しが来るのかも。
『読者に憐れみを ヴォネガットが教える「書くことについて」/ カート・ヴォネガットJr.』
カートヴォネガットの魅力が詰まった一冊。やっぱり小説書いてみたいなと思わせてくれるヴォネガット。
あんなユーモアがあればいいのにな。
こんな感じですかね。
ほかにも印象に残った本として、
統一教会問題もあったので、あの事件があったあと、
数年ぶりに今村夏子さんの『星の子』を再読。
難しいことばを使わず、宗教二世の構造を鋭く描いた小説、
今だからこそ、おすすめ。短い話なので正月にぜひとも。
ロシアに関するベストセラー『同志少女よ敵を撃て』もまだ読んでないので、
近いうちに読んでみたいなと。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』も結局読まんかったな・・・。
やりたいことリスト10にも書いたとおり、
令和五年に、超長編は『百年の孤独』と『源氏物語』を読もうかと。
ほかにもおすすめの本あれば、気軽にコメント頂けると幸いです。
毎年恒例の一年振り返り記事。
あとは京都のニュースも振り返ろうかなと。
「2022年に聴いた音楽ベスト10」はこちらより。
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