アメリカのネクタイ市場
リモートワークの時代、オフィスに出社する必要がなくなったため、
アメリカではネクタイの習慣がなくなりつつある(だけれどもうんぬん)、
という記事が面白かったので軽く紹介。
Will the Tie Ever Make a Comeback?
A reader wonders whether men’s neckties are a relic of the past.
どうやらアメリカでネクタイの消費が減っているのは事実らしいけれど、
ネクタイ屋さんの知り合いがいるのでよくない話はこの辺にしておく。
それでもNYTの記事は決して悲観的ではなく、
ネクタイは今後も流行に乗って人気が高まる可能性が高い、
ということも書かれていた。
「1 つのドアが閉まると、別のドアが開く」とはよく言ったもので、
今までのような使われ方をされなくなっても、
別の文脈でネクタイが活かされていくのではないか、
ということ。
まさに日本では、
Tiktokの影響で女性高生はネクタイコーデに夢中になっているらしい、
というのをネット記事かなんかで読んでいたところだった。
ストリーミング時代における、
アナログレコードの流行りにも似たようなものかも、とふと思ったり。
普段使わなくなったからこそ、手間がかかるからこそ、
逆に価値が出るというそれ。
需要が全くなくなるということはないので、
アップルウォッチ時代の腕時計のように、
ストリーミング時代のアナログレコードのように、
しぶとく生き残ってほしいなと思う次第。
トレンドを追うのって面白いなと思うこの頃。
今日はそんな感じで。
かわなみ