スポーツベッティングとテクノロジーのこれから

賭博テックの未来

“スポーツ賭博”と聞くと、日本では違法で怪しげなイメージしかないですが、
アメリカでは今スポーツ・ベッティングが人気なんだそう。

僕はラッパーのカニエ・ウェストが
UFC(総合格闘技)で大金をかけているぐらいの話しか知らなかったのですが、
アメフトやバスケなど色んなスポーツでも
賭け事が当たり前になってきているんだそう。

「どちらが勝つか」という賭け方だけでなく、
「次のシュートを決めるか外すか」というかけ方もできるみたいで。

友人とやると、賭けしなからのスポーツ観戦は確かに盛り上がりそうかも。

…とはいえども、
アメリカも実は数年前(2018年)からしか合法化されておらず、
実用的なシステムが出来たのはつい最近なのでまだ歴史が浅いのが現状。

このドキュメンタリーなんかも面白かった。

米国でこれからどう発展していくのが見どころ。

実際、会場ではどんな感じで試合観戦をしているのか気になるところだけれど、

以前紹介したポッドキャストによると、
意外とみんなきちんと試合に熱中しているとのこと。

どうやら、賭ける人と試合を楽しむ層は別なのかもということらしくて。

ギャンブルに飲み込まれないコンテンツの強さがあるので、
バスケットコートが競馬場のようになることはなさそうたと聞いて少し安心。

※ちなみに、
イギリスは古くからスポーツギャンブルの歴史があるので、
実はスポーツベッティング先進国というのも驚かされたり。

問題点・懸念点

懸念されるのはもちろんギャンブル中毒

大学でもスポーツベッティングの広告があったりと、
学生でも手軽にはじめられる環境があるので、
破産する若者も増えてきてるんだそう。

賭けられるエリアがGPSで規制されているため、
どこでもギャンブルできる、というわけではないという仕組みがあるけれども、
結局抜本的な解決策なんてなくて、
個人のモラルを高めるしかないのがなんともあれなのがギャンブル業界。

反対の声が多いだろうけど、日本も手をつけないと
ギャンブル好きの人の日本円が海外に流出するだけなので、
利用できるものはするのもありかも?と思ったり。

他にも色々面白い話があったので箇条書きで。

・NFL はより観客が楽しめるように稼いだ資金が再配分されるのに、
Jリーグでの稼ぎは再投資されてないのが問題

・スポーツの中継技術がどんどん進化している

・カリフォルニアの住民投票では、スポーツ賭博に反対の声が上回った

などなど。

大阪万博に向けて、
日本でも賭博というもののハードルが下がってきている中、
賭け事に関して考え直さないとなと思う今日この頃。

自分は性格的にギャンブルする方じゃないんだけど、みんなはどう思ってるんだろう?

※追記:
Twitter(X)がスポーツベッティングに力を入れるという噂があるけれど、確かに相性は良さそう?

今日はそんな感じで。
かわなみ

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