ハリウッド映画は長尺化しているのか?という話(with “The Batman”)

ザ・バットマンを観て思うこと

新作『The Batman』をレイトショーで友人と観てきました。

『ダークナイト ライジング』や『ジョーカー』以来のバットマン映画。
正直そんなにファンというわけではないのですが、

ダークな世界観の映画はやっぱり映画館でみないともったいない
(特に今回は照明的な意味でも暗いと噂を聞いたので)と思ってシアターで観てきました。

映画の出来は決して悪くなかったのですが、
2時間56分は「ただ長い」の一言がまずでてきた感想。

終始治安の悪い街の様子が映され、
グロ描写もあり、主人公も元気がない。

ニルヴァーナの「Something In The Way」も
2度流れると結構クドく感じてしまったという・・・。
(そういう意味ではジョーカーの「White Room / Cream」はめちゃ良かった)

話は飛びますが、最近読んだ記事が面白かったので、
参考程度に紹介。

最近上映時間が長い映画が増えている気が
確かにしますが、データ的にみると別にそうでもないそうです。

いくつか引用を。

じゃぁ実際、データはどうなのか。結論から言うと……特別長くなっていない。米国の興行収入トップ作品(多くが国内映画)をいろんな条件で比べても、1950年代以降大きな違いは見られないらしい。

 

しかし70年代からホームビデオが普及していったため「VHSにおさまる時間内」が映画製作の制限となった。

 

ターニングポイントは2時間42分の『アバター』(2009)。派手で視覚効果に富んだ超大作が、Netflixなどに対抗しうる「消費者が劇場に足を運ぶ劇場体験」だと証明した。そして、2時間23分の『アベンジャーズ』(2012)は、それまでスタンドアローンだったスーパーヒーロー映画の「クロスオーバー」化を成功させた

長尺化する原因として、
「劇場映画を短くするインセンティブがない」
というのも挙げられていて、なるほどなぁと。

Netflixと違う表現をしようとすると、
確かにそうなってしまうのは仕方がないのかも。

タイムパフォーマンスを重視する若者が増える中でも、
映画に関しては濃密な世界観を楽しみたい人は少なくない?と思えるのが救い。

辛口な感想になりましたが、『ザ・バットマン』の映画はブラピの『セブン』っぽい展開の仕方や、
退廃的な雰囲気もあってなんだかんだ三時間集中して観れました。
映像美という意味では、やっぱり魅せてくれますね。

コスパならぬタイパ問題は、以前ブログ記事でさくっと書いてます。

コスパより”タイパ”という考え方がZ世代にはあるらしい