「京都/大阪SFの短編アンソロジー」が楽しみ。

大阪SF・京都SF 短編集

2023年8月に京都と大阪に関するSF短編小説集がでるらしいので、ちょっと楽しみにしている。

大阪/京都を拠点にするSFレーベル Kaguya Books から、地域アンソロジー第1弾、正井 編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』と井上彼方 編『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』が2023年8月中旬に刊行されます!

最近、京都で読書イベントが行われたり、
京都文学賞が登場してから、
関西の文学界隈も盛んになってきた気がする。

鴨川ランナー: 京都文学賞の小説を読んだ感想

 

大阪、京都 それぞれの説明を読んでみると、

『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』に収録されるのは、大阪を知る10名が綴る2045年の大阪の物語。万博・AI・音楽・伝統、そして、そこに生きる人々――。そこにあるのが絶望でも、希望でも、この場所の未来を想像してみよう。

『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』は京都にゆかりのある8名の作家が綴るアンソロジー。1000年の都? いえいえ、わたしたちの棲む町。アート、池、記憶、軒先駐車、松ぼっくり、物語——。妖怪もお寺も出てこない、観光地の向こう側をお届けします。

という感じで、

大都市の大阪と、古都京都それぞれ違うテイストが出てそうな感じ。

どちらも濃ゆい特色をもった街なので、
それぞれの作者が思う京都・大阪を読めるのは楽しそうだなと。

森見登美彦があんだけうまくやり遂げているので、
あれ以上のものを書くのはかなり難しそうだけれど、
普段過ごしている場所の作品が出るのはやっぱり嬉しい。

他の都道府県でもこういう地域SF的な企画がもっとあれば、
楽しそうだなと思うんだけど。

応援の意味も込めてとりあえず買ってみたので、
また感想を書いてみようかなと。

Kaguya Planet

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